個人事業から一人会社そして社員数名の零細企業まで、人脈がない自分が「社長」として必要な知識を得てきた方法。
曲がりなりにも、個人事業、一人会社、社員数名の零細企業、を経験してきた今日この頃、当然のことながら「社長としての考え方や行動、必要知識」「会社経営のやり方」などについて学校やそれまで勤めていた会社で教えてもらったことはないわけで、そんなこんなで、凡人な自分が会社を経営していく中で「社長」として必要な知識を得てきた方法を書き殴ってみました。
起業してビジネスをしていると自分の好むと好まざるとに関わらず「状況」が変わってくるものです。
例えば、個人事業から会社を設立して一人会社になり、そして社員を雇用した零細会社へと変わっていくこともあるでしょう。
例えば、最初はパートタイムのアルバイトやパートを雇用し、事業の成長に応じてフルタイムの契約社員や正社員を雇用することもあるでしょう。
例えば、経理や税務関連をEXCELで簡単に管理していたのが、経理ソフトを使用するようになり、そして税理士に依頼するようになることもあるでしょう。
そしてこれら「状況」の変化に応じて「こんなときはこうした方が良いですよー」と教えてもらえることはありません。最近流行り(?)のメンターがいたり知人に経験豊富な社長をいたりすると別ですが、基本的には自分で学ぶしかありません。
今の自分には何が必要なのか、足りないものは何なのか、、、
それらを自分自身で見つけて、さらに自分自身で必要なものや足りないものを集める必要があるわけです。
上記のように自分や会社の「状況」が変わったとき、自分はとにもかくにも本屋に駆け込みます。「困ったときは本屋に行け」という感覚です。
そして今の自分に必要だと思われるジャンルのコーナーに行き、手当り次第に本を手に取ってパラパラと眺めてみて「お、これかも」とピーンときた書籍を5〜10冊程度ピックアップして購入します。
例えばそれは、マーケティングだったり人事労務だったり、会社設立だったり経理だったり、法律や契約だったり社長という仕事についてだったり、ジャンルはいろいろです。
それまで全く無知だったジャンルに関しても、そのジャンルに関する本をまとめて5〜10冊も読んでいるとわかったつもりになってくるものです。そしてまずはこの「わかったつもり」レベルになることが大事なのだと個人的には思うわけで、その為に本をまとめて購入して読み漁るんです。
そして次に本を読んで得た知識と情報を「実践」してみます。
いろいろなビジネス書にも書かれていまので当たり前すぎるほど当たり前なことなのですが、せっかく得た情報や知識も「実践」しないことには自分のものになりません。
まとめ読みしていく中で「お、これは使えるかも」という内容をメモしておき、そしてその内容を自分の会社や業種に変換しつつ実践します。
もちろん実践した結果は、うまくいったりうまくいかなかったりすると思いますが、この実践によって、その知識と情報が確実に自分のものになるわけです。
1. 何か必要にかられる
2. 本屋に行く
3. 必要な本をまとめ買いする
4. 一気に読む
5. とにもかくにも実践する
6. 実践結果から学ぶ
7. そして1.に戻る
会社を経営して事業を続けていきつつ、このサイクルを繰り返していきます。
ちなみに、大企業の社長や自営業などの二代目社長、個人事業から一気に事業が拡大して急成長するベンチャー企業の社長には今回の内容は一切合いません。大企業の社長や二代目社長には周りにいろいろと教えてくれる取り巻きの方がいると思いますし、急成長するベンチャー企業だと今回の内容だとスピードが遅すぎると思いますので。
しかしながら世の中にはそんな人ばかりではなくて、世の中の大多数の起業した人は自分と同じように一歩進んで二歩下がりながら日々悩みながら頑張っているのではないかなーと思うわけで、そんなこんなで今回の記事を書いてみました。
「なるほどねー」という軽いノリで捉えてもらえれば嬉しい限りです。