「日経ソフトウェア2013年2月号」の特集ページを読んでピンとこなかったわからなかった単語を調べてみた。
【値渡し・参照渡し】
値渡しとは変数そのものを渡すこと、参照渡しとは変数に対するアドレス情報を渡すこと。
【ガベージコレクション】
プログラムが動的に確保したメモリ領域のうち、不要になった領域を自動的に解放する機能。を直訳すれば「ゴミ収集」となる。
【無名関数】
名前のない、その場限りの使い捨ての関数のこと。
【高階関数】
関数を引数として受け取る関数、あるいは返り値として関数を返す関数のこと。
【シングルトン・デザインパターン】
このパターンを用いると、そのクラスのインスタンスが1つしか生成されないことを保証することができる。 絶対にアプリケーション全体で統一しなければならない仕組みの実装に使用される。
【疑似コード】
アルゴリズムを、自然言語を用いてプログラミング言語のように記述したもの。多くの場合、既存のプログラミング言語の文法に似せて表現される。
【マージソート・動的計画法】
マージとは混ぜるという意味で、マージソートとは、配列の要素を二つに分割して、それらをマージする(併合する)時に、大きさの順にデータを取り出して並べること。
【グローバル変数】
プログラムの中のもっとも外側のブロックで宣言された変数で、すべてのブロックで有効なもの。プログラム全体に対して定義される変数で、プログラムのどこからでも参照・更新することができる。
【キュー】
列の先頭から取り出して、あとから入れるものは列の最後に追加するという仕組み。
【スタック】
後に入れたものを上に積み重ねていき、取り出すときには一番上のものを取り出すといおう仕組み。
【逆ポーランド記法・後置記法】
演算子(+ー*/など)を被演算子(数値や変数)の後ろに書くことで数式を表現する記法のこと。
【再帰呼び出し】
ある関数内の処理の途中でその関数自身を呼び出すこと。
【排他的論理和・真理値表】
論理回路が行う基本的な論理演算の一つで、入力のうち「真(あるいは1)」の数が奇数個ならば出力が真(あるいは1)になり、偶数個の場合は出力が「偽(あるいは0)」になるような演算のこと。
【キャメルケース】
複合語をひと綴りとして、要素語の一番最初の単語を小文字、残りの単語を大文字で書き表すこと。
【文字列リテラル】
CやC++でよく記述する、ダブルクォーテーションで囲まれた文字列を文字列リテラルと呼び、プログラム実行時に利用する文字列を表現するために利用する。
【関数ポインタ】
C言語における重要な概念である「ポインタ」の関数版。ポインタはあるメモリアドレスを指す「矢印」だが、関数ポインタは「関数が格納されたメモリアドレスを指す矢印」ということになる。
【コールバック】
呼び出された側のオブジェクトが呼び出し側のオブジェクトのメソッドを呼び出すこと。
【アジャイル開発】
アジャイルとは、英語で「機敏な」という意味の言葉で、ソフトウェア要求仕様の変更などの変化に対して機敏対応しつつ開発を行なうこと。
【マルチスレッド・並列処理】
1つのアプリケーションソフトがスレッドと呼ばれる処理単位を複数生成し、並行して複数の処理を行うこと。いわばアプリケーションソフト内でのマルチタスク処理。
【ライフサイクルのメソッド】
アクティビティの開始から終了まで、アプリケーションが様々な状態に変化する、この状態変化のことを「ライフサイクル」という。また状態変化の時にはその状態変化に対応したメソッドが呼ばれる。(スマートフォンのアプリ開発などで)