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【ニュース】積立金不足で厚生年金基金の74基金解散へ。

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積立金不足で74基金解散へ 厚生年金、影響86万人か:朝日新聞デジタル

厚生年金基金とは企業が運営する「企業年金」です。日本の三階建ての企業年金制度では、一階の国民年金と二階の厚生年金に上乗せされる三階部分になります。

 

サラリーマンが入る厚生年金基金のうち74基金が今年度から来年度にかけて、深刻な積立金不足の基金に適用される「特例解散」をする方向で調整していることが厚生労働省の内部資料でわかった。解散を申請すると、公的年金である厚生年金は予定通り支給されるものの、これに上乗せされる企業年金は支給されなくなる。影響を受ける人は、年金の受給者と現役社員の加入者を合わせて約86万人にのぼる。

あるデータによると、厚生年金基金は全国に約500存在していて加入者数は約400万人とのことなので、今回の解散は加入者の約20%に影響することになります。 

 

厚労省の試算では厚生年金基金の企業年金は標準で月に約7千~1万6千円で、その分がカットされる。さらに多い受給者もいて、神奈川県のある基金幹部は「受給期間が10~20年になるので、もらえなくなる企業年金は最大で計500万円の人もいる」という。

月7000円で受給期間が10年だとすると約84万円、月16000円で受給期間が20年だと約384万円になります。基金が解散するとこの金額分がもらえなくなります。 

 

このニュースはメディアであまり大々的に報道されていない気がしますが、実はかなり多くの人に影響するニュースです。

まずは自分自身が厚生年金基金に加入しているのかどうか、加入しているのであれば今回の解散の対象になっているのかどうか、もしなっていなかったとして将来大丈夫なのか、などを知っておくことが大事です。

  

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