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おしい県でWebに携わって働く人のブログ

基本的にはIT&Web界隈に関する役に立ちそうなことをまとめていきます。

【書籍紹介】社長は労働法をこう使え!

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ざっくり言うと、労働法とは「労働者を保護する」ことが目的の法律なので、労働法に関する書籍も労働者目線のものが多いのですが、この書籍は著者が「日本では数少ない会社側の労働問題専門の弁護士」ということで、他の書籍とは違った角度から労働法について書かれています。

 

目次を紹介

第1章 社長のための労働法入門

 1 労働法の三つの特徴

 2 労働法を正しく使うために知っておきたい七つのポイント

 3 労働法の世界で関係する人やお役所

第2章 社長なら知っておきたい労働法の新常識

 1 正社員を解雇すると2000万円かかる

 2 契約社員と派遣社員は法的にまったく異なる

 3 成果を上げても勤怠不良は許されない

 4 人事異動は使用者の最大の武器

 5 年収2000万円でも時給で残業代を払う必要がある

 6 中小企業の管理監督者は都市伝説

 7 一度定めた賃金は会社の経営が厳しくても下げられない

 8 就業規則がどこまで有効かは裁判所が決める

 9 労働組合法は、労働組合に強い権限を与えていない

 10 パワハラの訴えに怯える必要はない 

第3章 「もめる会社」は決まっている

 1 経営者が交代したばかりの会社

 2 歴史と伝統があり昭和ルールを維持する会社

 3 経営者の人柄がいい会社

 4 金払いのよい会社

 5 外国人が経営している会社

 6 根拠のない思い込みのある会社

 7 ブラック企業はもめにくい

第4章 「もめる社員」も決まっている

 1 給料が高い社員

 2 健康・経済・家庭に不安のある社員

 3 一定の権力を与えられていた社員

 4 労使紛争を経験した社員

第5章 トラブルが起きたらどうするか

 1 労務トラブル解決の流れと注意点

 2 解雇のトラブルはお金で解決するのが鉄則

 3 時間で解決するトラブルもある

 4 労働組合・団体交渉への対応法

 5 社内に本気の人がいるか否かが成否を分ける

第6章 そもそもトラブルをどう防ぐか

 1 トラブルを防ぐための採用法

 2 上手な人事異動のやり方

 3 残業代請求トラブルの予防法

第7章 ぶら下がり社員、モンスター社員を解雇する方法

 1 ぶら下がり社員はどうしたら解雇できるか

 2 モンスター社員は懲戒の積み重ねで

 3 退職勧奨の適切なやり方

 

個人的な感想

法律書によくある「労働基準法はこうですよ〜」「就業規則が必要ですよ〜」という内容ではなく、より実践的で具体的な内容になっていて、とても楽しく読める本です。経営者もそうでない方も「会社」に属している方は一読する価値がある書籍だと思います。

 

書籍紹介(Amazon)

3万人のうち、わずか100人、、、全国にいる弁護士のうち、労働法を専門とする「経営者側」の弁護士の数です。 会社と労働者のトラブルでは、会社に正義があることも多いのに、多くの社長が孤独な戦いを強いられています。そんな状況を少しでも改善したいと思い、本書を書きました。

社長は労働法をこう使え!

社長は労働法をこう使え!

  • 作者: 向井 蘭
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2012/03/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 1人 クリック: 44回
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最後に補足

この書籍は「2012年」発行なので、もしかしたら法令が改正されていて内容が違う部分もあるかもしれません。そこだけ注意して読んで下さい。